成功したかったら3年間は休むな!

最近、会社まで30分歩きながらKindle読み上げで聞いているのが「地道力」という本で、ヘアサロン・グループ「EARTH」を作った人が書いた本である。

この本に書いてあったことを紹介してみよう。

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成功したかったら休むな

まず一番なるほどと思ったのがこれについてで、若いうちは無理がきくからとにかく一年365日毎日朝から晩まで仕事をして突き抜けろと言うような事が書かれている。

仕事を早く覚える事ができるという以外にも、上の人間に評価されやすく、出世が早くなるというのも理由で実際に23歳で店長になっている。自分より長く働いている仕事のできる人よりも早く出世できたのは休まなかったからとのことだ。

この本にも書いてあるが、才能なんて無くても休まずに働けば必ず力はついて人よりも早く成長するとのことだ。

更に、就業時間内にどれだけ頑張っても他の人と差がつかないから、人よりも2時間早く出社して先にスタートしろと書かれていて、先にスタートしたら余裕を持って1着でゴールできる。余裕で一着になるような人間は周りからも実力以上に評価されて出世が早いとのことである。
必死で勝つんじゃなく、余裕で勝つには先にスタートすることが重要ということだ。

明確な目標を持って突き進む

目標があるから頑張ることが出来る。大きな目標を持って、その目標に到達するためには何が必要なのか?考えて、今すべきことを考え、実行する。それによってゴールを目指して一歩ずつ最短距離で進むことが出来るのである。

この著者は25歳までに経営者になって誰からも指図されずに、自分の仕事をすることを目標に20代前半を過ごしている。

いつまでにどうするという明確な期間が決まっていれば休んでいる暇など無く、ただがむしゃらに目標へ向かうことが出来るわけである。
モチベーションを保つためにも明確な目標があったほうが良いだろう。

成功に必要なのは人脈である

この本の著者は禁欲主義で、女遊びやギャンブルを全くやらない人なのだが、酒だけは誘われたら絶対に断らないし、無理をしてでも付き合うことにしていたとのことである。
酒で身を滅ぼす人が多い中で酒を使ったコミュニケーションによる人とのつながりを大切にすることを選んだのである。

自分の苦手な分野は人脈があれば人に任せることが出来、自分は得意な分野だけを頑張ることが出来るから事業拡大も早くなるとのことだ。

確かに無理して自分の苦手なことを勉強して身につけるよりも専門家に任せてやってもらう方が圧倒的に効率が良い。人脈があれば協力者も増えて年収も増えると書かれているがまさにそのとおりだと思う。結局仕事も金も人が運んできてくれるのである。

失敗から学ぶ

成功するためには失敗が不可欠であり、その失敗から学んで成長につなげるというのが鉄則なのはおそらく皆さんも御存知だろう。

この本にもその事が書かれていて、フランチャイズで独立させる時、かならず黒字の店舗を譲り渡すというやり方を取っているのに、オーナーが怠けて赤字になることがあるという。
そんな赤字になった店舗を全社会議で失敗例としてオーナーがこんなことしてるから赤字になるんですよというふうに反面教師としてみんなで学ぶわけである。どうすれば失敗しないのかを学ぶことで成功へ近づくのだ。

ちなみに、私の好きなジョッキー、武豊氏も無敗の馬よりも負けたことのある馬の方が乗りやすいと言っている。無敗の馬は負けていないのでどういう条件で負けるのかわからないから乗りにくい。負けている馬はどういう時に負けたのか原因を調べることでそれを避けることが出来るとのことだ。

失敗する経験は成功のためには必須なのだ。

人のために仕事をしよう

人は自分のために頑張っても限界があるとのこと。それが人のために仕事をしようと思うとそのリミットが外れてどれだけでも頑張ることが出来ると書いてある。

この社長がフェラーリを買ったのも従業員が憧れて、それをモチベーションに頑張って仕事をしてくれればと考えているからであり、自分が乗り回したいから買ったわけではないとのことだった。

社長のブログで最近話題のローランド氏と対談している動画が紹介されているがその中でもフェラーリを紹介していて、語っている内容としては自分は10人フェラーリオーナーまで育てようと決めて社長をやってきたが今7人のフェラーリオーナーを育てることが出来たとのことだ。
自分がフェラーリを買って喜んでる人間は二流だと感じる。本物の一流は自分以外に何人ものフェラーリオーナーを育てる事のできる人間なのである。

この本は何度も読み直したい良書

この人は高校の時はヤンキーをやっていて誰かの下で仕事をやるのが嫌だから経営者になりたいという野望をいだき上京し、大成功をして今は10億円の豪邸に住み、世界中に店舗を持つ経営者になっている人である。

そんな人の失敗話や苦労話、どうやって下積み時代をおくったのか?どうやって成功したのかなど事細かに書かれており、読書の重要性や掃除の重要性などとにかく参考になることがぎっしり詰め込まれている。

そう考えると様々な自己啓発書を読むならこの本を暗記するぐらい何度も読み直した方が圧倒的に成功に近づくことが出来るとさえ思う。

はっきり言って、この本は成功したいなら必読の本だと言ってもいいだろう。間違いなく満点をつけて良い本だと感じた。

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