SSPを利用してバナーの収益を高めようとしてみた結果

SSPというものをご存知だろうか?
簡単に言うと広告枠の入札システムのことでAdSenseを使っている広告枠に忍者アドだったりkauliだったりの広告をいれることが出来る。
メリットはGoogleAdSenseというのは時々規約違反で止められたりするがそんな時に収益がゼロにならないように他の広告を入れてくれたりすること。
他にも業者の説明によると一番収益が高くなるように広告を配信するので大体20〜80%収益が増えるということをうたっている。
Googleに依存しているといざアカウント停止になった時にかなり大きくダメージを食らう可能性がありものは試しようと一度2ヶ月ほど運用してみたのでその結果報告をする。

試してみたのはFluct

SSPの業者は他にもジーニーなどもあるが今回はFluctを試してみた。利用者が結構多いのが理由。
とりあえず業者に連絡を取るとメールで何度かやりとりをしてやっとコードを発行してもらうことが出来た。
GoogleAdSenseの認証パートナープログラムというのを利用するのでAdSenseの管理画面から操作してFluctと関連付けを行った。
マネージドアカウントと赤で表示されているがすべてアカウントを譲り渡すわけではなく一部タグの発行などを向こうで行えるようにしただけの感じ。
そしてタグを発行してもらい、サイトのAdSenseタグと交換。
一気に全部変更したのだがえらく収益が下がった
フラクト側の管理画面で収益をチェックしてみるが確実に減っている。これはどういうことかと調べてみるとどうもSSPを使うと手数料として20%ほど収益が天引きされるようである。
ただ、SSP側としては20〜80%収益が増えるといっている。よく調べるとその増えた収益から20%引くということで、もしも収益が思うように増えておらず、20%以下の収益増の場合は相殺されて収益が減るサイトも有るらしい。
でもまだ始めたばっかりだし様子を見ないとダメだと言い聞かせて今まで確実に120円以上のRPMがあったはずなのに80〜90円に落ち込んでるのはそのうち戻るだろうと2ヶ月様子を見た。

そして結論

うちのサイトにはSSPは合わないらしい。
2ヶ月経っても収益は増えず、ただ単に20%差っ引かれた額になっている・・・。
まぁAdSenseが止められた時の保険と考えればいい気もするがぶっちゃけうちのサイトのAdSenseって10万円をはるかに超える額なわけで毎月その2割が保険料になるのはちょっと厳しい。
止められて気づいてサイト修正して申請するまでに失われる額ってそんなに大きな額じゃない。
というわけでSSPで収益増加作戦は大幅な金銭的ダメージを負って終了とした。
唯一メリットがあったとすると、スマホのオーバーレイ広告を提案してくれてそれが今では大きな収益源になっているのでその点だけは良かった点である。
ただ、今はネンドのほうがフラクトよりも収益率が高いのでフラクトのオーバーレイ広告はすべてネンドに変更している。
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