アフィリエイトのコンサルが難しすぎる…

コンサルイメージ
今、何かの縁でとある人のアフィリエイトコンサルをしている。

この人は50代の男性でこれまでにも趣味のブログを書いてきた人だ。

趣味が結構多くて個性的なことに関心があることからニッチなサイトを作ってミニサイトを作れば収益化出来るのではないだろうかと考えて10記事ほど書いてもらって私がそれを添削するという形でコンサルしている。

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一人よがりすぎる記事の書き方

この記事を見させてもらってまず指摘したのが読者が画面の向こうにいることを全く意識していない記事の書き方。

例えば専門用語について何の解説もなく、誰もがこの用語を知っているものとして記事を書き進めているので門外漢の私としては意味がわからずに自分で調べなおす必要性が出てきたりする。
そうなってくると離脱率も上がり、記事の評価も下がってしまうだろう。

他にも、ものすごく短文で書いてしまっていて説明が全く不足している。
初心者向けの解説記事のはずなのに初心者に伝わらないような書き方になってしまっている。

ただ、本人にそれを指摘してまた記事を書いてもらっても一向に良くならない…。
今まで読者不在の状態で独りよがりなブログを長年書き続けてきたせいで読まれるブログの書き方というものがわからないのかもしれない。

感情が全く無い

趣味について紹介する記事なのであるが、普通自分の好きなことの記事を書くときには1聞かれて10答えるぐらいの知識量を読者に押し付けるのがマニアというもので、私も無駄にいらない情報を記事内に詰め込みがちになっている。

初心者にそんな話してもしょうがないだろってぐらい好きなことを語ってしまうのがオタクの性で、オタク川柳では「聞いてない、そんなに詳しく、聞いてない」というものがノミネートされていた。

そんな感じで普通は記事に熱量が半端なく、読者はその熱い文章に惹きつけられる場合もある。

だが、この人のブログには自分の感情がほぼ抜け落ちている。
苦労とか面白いところとかもっと語ればいいのに、全然語ってくれない…。
淡々とこうしてこうしてこうしますって感じでクックパッドみたいな感じのシンプルさになっている。

別にそれでもいいっちゃいいんだけど一記事の文字数が300文字とかでは流石にキュレーションサイトとか他のサイトに勝てないのでとりあえずもっと読ませる文章を書いてほしい…。

文字数を増やせと言うと脱線が過ぎる

いったん趣味の記事は諦めて文章を練習してもらうために食べ物を紹介する記事を書いてもらったわけであるが、一つの食べ物についていろいろ調べて1000文字以上の記事にしてくれと頼んだ。

その結果、その食べ物の情報が半分ぐらいで終わり、なぜか全く違う食べ物の情報が後半全部になっている。

いや、何が書きたいブログなのか全くわからんようなってもてるやん!
チョコレートについて書いてって言ってるのに、チョコレートから甘い物に連想クイズみたいになって最後メキシコの家庭料理になってもてるやん!
脱線が過ぎて最終的に戻ってこずにそのままどっか谷底に真っ逆さまやで…。
せめて帰ってきてほしかった…。
脱線してもいいから最終的にチョコレートで終わってほしかった…。

コンサルってマジで半端なく難しい

この人が特に頑固で扱いづらい人なのかもしれないけど記事書かすのってこんなに大変やったっけ?ってぐらいしんどい。
この状態だと1ヶ月以内にまともな記事を書かせることが出来るとは思えない。

普通ブログなんてものは体験談書かせたらそれなりにちゃんとした記事に仕上がってきて、クラウドワークスで発注しても8割ぐらいはそれなりの記事を納品してくれるもんなんだけどこの人は残りの2割に属するレベルだろう…。
このレベルの人を教育してアフィリエイトサイトの記事を書かせられるレベルまで持っていくのは本当に至難の業だと感じる。

最終的にライターとして独立させるのがゴールなのだが長く険しい道になりそうである。

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