キャリアブレイク!無職期間を設ける意味は?
キャリアブレイクという言葉をご存知だろうか?
キャリアに無職の期間を設けることを意味する言葉である。
絶賛キャリアブレイク中の私がキャリアブレイクを設ける意味を書いてみる。
定期的にキャリアブレイクしてみていいんじゃない?
日本って解雇規制が厳しいからか新卒で入った企業を辞めず、複数回の転職を行う人はまれな国である。
なので多くの人は会社を辞めるということにあまりいいイメージを持っておらず、無職の期間を恐れていたりする。
定期的に無職期間を作っている私としては会社辞めることを怯え過ぎだろうという印象しかない。
仕事が充実していて毎日会社に行くのが楽しみという人や、責任ある仕事を出来て幸せと感じている人、今の仕事が合っていて仕事の後に飲む酒がうまいとか、仕事仲間がいい人ばかりで休日も一緒に遊びに行ったりしているとかそういう職場で働いているなら辞めない方がいいだろう。
しかし、多くの人はあまりにも安い給料で辞めたいとか、パワハラ上司にいじめられているとか、職場で孤立しているとか、仕事が全くおもしろいと思えないとかいろいろな理由で辞めたいと思っているのではないだろうか?
それでも、もし辞めたら次雇ってくれる会社が無いかもしれないとか今より給料が減るのではないか?とか恐れてやめることが出来ない。
何度も無職を経験している私からすればどうにでもなると言える。
人生はやりたいことをやるためにある
仕事を辞めると恐らく給料が下がるという人は多いと思う。ただ、人生というのは金を稼ぐためにあるのではなく、自分のやりたいことをやるためにあるものなのに金に縛られてやりたいことが出来ないのならそれは人生の意味を見失ってしまっていると思う。
アメリカの元大統領で100ドル札の肖像画になったベンジャミン・フランクリンという人は「人生は時間で出来ている。だから時間は大切だ」という名言を残している。和訳されて「時は金なり」という名言になっているがわかりやすく言うと人生とは時間であるということになる。
金に価値はないとは言わないが、ゾゾの前澤氏の新居にある椅子は多くの人の生涯年収を軽く超える5億円であることを考えると多くの人間が一生懸命人生をかけて汗水垂らして稼げる額なんて前澤氏の椅子以下なのである。
そう考えると年収が100万円下がるとか時給が100円下がるとか本当にどうでも良くなる。
ロックスターの矢沢さんの名言で「お前がどんだけ良い大学入って、どんだけ良い会社に就職しても、お前が、一生かかって稼ぐ額は 矢沢の2秒」というのがある。
金を稼ぐために会社にしがみついてもそれは成功とは程遠い人生だということだよ。
人生はやりたいことをやって、悔いなくあの世へ行くことに意味がある。
そのために無職の期間が必要となる。
無職期間の作り方
せっかくなので私の場合の無職期間の作り方を軽く紹介してみよう。
まず、会社を辞めます。会社を辞めるには法律上2週間前までに退職届を提出すれば辞められます。色々な会社規則等があるかもしれませんが法律が優先されるので本当に辞めたい場合、2週間で辞めれます。まぁ通常引き継ぎとかを考えて1ヶ月半ぐらい前には辞めると言っておくのがいいでしょう。
会社を辞めたら失業保険を貰える場合、申請して失業保険をもらうのもありです。自己都合の場合、3ヶ月ほど給付まで制限がかかるので3ヶ月間の生活費はなんとかする必要があります。
失業保険をもらえない場合は貯金でなんとかする必要があるので無職期間分の貯金は用意しておく必要があります。私の場合は半年分ぐらい用意しておきました。
どうしてもお金が無い場合、失業保険をもらえるならハローワークでなんか職業訓練を受けることをおすすめします。平日の日中は授業を受ける必要がありますが給付制限無しで失業保険を受け取れます。勉強してる感じを出せばオッケーです。まぁ無職なのかと言われると学生みたいな…でも午後5時以降はバッチリ無職なので半無職みたいな生活を送れます。
お金がマジで無いならば一旦金を作るために自由な働き方で働けるウーバーイーツなどのフードデリバリーで稼ぐというのもありです。
あとはメルカリとかで金になりそうな物を売ってお金を作りましょう。割と使ったものでもそこそこいい値段で売れるものがあったり、クーポンとか金になりそうもないものでもちゃんと売れたりする事があるので何でも売りましょう。
無職という有り余る時間を使ってハードオフなどで掘り出し物を見つけてメルカリなどで売りさばく転売というのもあります。激安のゲームが意外な高値とかもあるので目利きなら結構稼げる可能性があります。
キャリアブレイク期間にしたいこと
まず自分を見つめ直して何をしたいかを考え直し、実行する。
私の場合は旅行がしたくて日本中旅行しまくった。北海道から沖縄まで旅行をしまくって日本のいいところをたくさん知ることが出来た。
あとは漫画を読みまくった。2週間連続漫画喫茶に通い詰め、キングダムを一気読みしたり、読みたかった漫画を全部読みまくった。
そんな生活を送るともうやりたいことがないということに気づき、次の仕事を見つけようという気分になる。在職中に次の仕事を探すとなるとタイミングもあるし、焦りもあるのであまり比較検討せず、変な会社に入社してしまう事があるがキャリアブレイク中ならじっくりといろいろな会社を見ることが出来るので焦って失敗することは少ない。
くれぐれも貯金が無くならないようにしよう。貯金がなくなると焦りが出てくる。貯金が無くなりそうなら日雇いのアルバイトなどでお金を稼ごう。
人生にキャリアブレイクは必要まとめ
人生は時間と経験で出来ている。何のために働くのか?何のためにお金を稼ぐのか?自分の頭でじっくり考えキャリアブレイクを行いたい。