飲み屋街の助け合い文化

宗右衛門町のバーで飲んでいるとかなり高頻度で他の店の人が飲みに来ていることに気づく。

なぜなのか?だが、これは飲み屋街で助け合いの文化があるから。

儲かっている店の人が儲かっていない店に行ってお金を使う。

儲かっていない店が儲かり始めたらその店の人が来てもらった店の人のお店へ行ってお金を使って還元する。

お金が残っていれば他の儲かってないお店へ行ってお金を使う。

使い方を見ていてもかなり豪快でお店の女の子全員にドリンクどうぞ!って言って自分は1杯だけ飲んですぐに次へ行ってしまったりして会計だけはかなり払う。

この前イベントの時にいた人も恐らく他の店のオーナーだと思うのだが別に推しでもないコンカフェ嬢のオリシャンを注文して、他にも前のイベントで残ったというオリシャンも一本注文。

飲みきれないってことで他の人にどうぞどうぞと振る舞って私も2杯ほどシャンパンを飲ませていただいたがオリシャンは一本2万5千円するので軽く5万円以上のお金を使ってすぐに自分の店に帰っていった。

店を経営して稼いで儲かれば税金が高くなるものであり、使わなければ税金で全て持っていかれてしまう。そう考えると近隣の店でお金を使ってお金を回した方がよいという考え方だろう。

ちょいちょいお店に顔を出して絆を深めておくことで困った時に助け合う事ができるし、儲かっている時に協力して利益を増やすことも出来る。

宗右衛門町のよく出来たセーフティーネットだと感じた。

\SNSリンクボタン/