1年働いたけど派遣契約終了!
派遣会社から電話がかかってきて今行ってる会社が新型コロナで本格的に売上がやばくて派遣社員を雇っている余裕がなくなり派遣契約を終了したいとのことだった。
確かに職場でその雰囲気は感じ取っていた。
今行ってる会社のメインの仕事はどちらかと言うと大人の店のコンサル事業でバニラとかの媒体で女性を募集したり、いろいろなサイトで広告を売ったりする仕事であり、そこの利益のおかげでウェブ制作事業であまり利益が出て無くても問題なく会社が回っていた感じだった。
それが新型コロナの影響で大人の店の契約が軒並み終了となり、月額3万円だった契約が1万円に下がったりと利益が大幅にダウンしているらしい。
そうなってくると金のかかる派遣社員を雇っている場合ではないということになるのは致し方ない。
更に、世の中全体が不景気になったおかげで、IT業界の慢性的な超人手不足も解消に向かい、今は人手が余ってきている状況になっている。それにより、求人応募が一気に増え、新しく3名20代の社員を雇うことが出来た。
その中には美人で元々Webクリエイターの講師をやっていた女性もおり、新入社員の若手2名の教育係としても使えるだろう。
ここ数日働きを見ていたが完全に私よりも上の実力を持っていると言える。この会社の案件をこなすには十分すぎる実力が有り、私がいる必要性を一切感じないと言っても過言ではない。
この3名を雇ったことにより、私の他に居た40代後半の派遣のコーダーは在宅勤務から戻る居場所を完全に失っているがおそらく私と同じく次の契約更新は無いだろう…。
はっきり言って派遣社員の場合、時給制で時間が過ぎたら5分単位で割増の残業代が発生し仕事が終わっていなくても経費削減のために残業をお願いする事もできず、上司がその仕事の続きをするのが常態化していた。
これが正社員ならみなし残業制度で月20時間程度は最初から残業代に含まれており、急ぎの案件なら深夜まで残業をお願いすることも出来る。もちろん次の日は昼からの出社を認めているものの正社員は雰囲気的にちゃんといつもより2時間遅れぐらいの出社だったりでかなり真面目に出社している。
私の上司に関しては会社の役員という立場になっているので基本的に裁量労働制だろう。いくら残業しようが全く残業手当などはないと思われる。
私はそういうウェブ業界の体質が嫌すぎて派遣社員になっているわけなので長時間労働をするぐらいなら派遣切りを甘んじて受け入れる覚悟である。
私のような人間が居なければずっとこの業界は割に合わない単価で奴隷のように働く人間が産まれ続けるだろう。
あからさまに新人優遇に変わった上司
最近マジで私の仕事を大幅にカットして新人教育の時間に当てている。
さらに私には1年働いていたのに経費で何も買っていいと言わなかったのに新人には早速高級ゲーミングマウスをプレゼントしている。
今まで仕事の相談は常に私に見積もりを聞いていたり、いろいろなサイトの構築案を私に聞いていたわけだが最近は全て美人プログラマーに聞いている。
社内のコーディングルールなども今までテンプレート化していたものがあったりしたが全てその女性プログラマーのやり方に合わせる形にするし、これまで私が更新していたサイトの更新に関しても一切の相談無く全部その女性プログラマーに一任することになった。
まぁもう少しで居なくなるのだから別にいいと思うのだがなぜ私を無視するのかがわからない。ぶっちゃけその案件はかなりの地雷案件で私しか知らないやり方使って表示してる箇所があるし、公開延期になった大幅改修とか正直もうみんな忘れてるだろうから闇に封印したい。今のサイトとの整合性を取るために面倒な作業が大量に発生しそうだからだ。これを引き継がないまま数ヶ月経った時大事にならなければいいのだがかなりの金額の金だけもらって公開しないまま闇に封印できるものなのかは俺は知らない。
俺は言われたことをやるのが仕事だから言われてないことまでやる必要はないだろう。ましてや契約終了を言い渡された使い捨ての人間なのだから。責任を取るなら上司になる。それだけのことだ。
まとめ
俺は定額働かせ放題の正社員か、それとも低賃金で不安定だが毎日定時に帰宅できて土日は必ず競馬を生で見ることの出来る仕事かを選択した結果今の派遣社員という生き方を選んだわけで、この結果に対して何も文句はない。
逆にこの状態で正社員の若手を優遇する上司とともに働く気が起きたかと言われると全く起きなかったので切られていなかったとしても居づらすぎてストレスが溜まり辞めていただろう。
まぁコロナの影響もワクチンが出来るまでだろうし、長くても来年か再来年にはまた景気も回復すると見ている。それぐらいまではウーバーイーツで小銭を稼ぎつつ生活できるぐらいの貯金はあるので気長に景気回復を待ち続けることにする。
感謝→Amazonの履歴を御覧いただきありがとうございます。収益はサイト運営に大切に使わせていただきます。