AIに仕事を奪われたら何をすればいいのか問題
近年、AIの進歩が目覚ましい。車の運転が自動になったり、天候などを予想してコンビニの発注をするシステムが出来ていたり、買い物データからおすすめ商品を広告に出してきたり、時代は完全にAIの時代になってきている。
上記の絵画もAIによって描かれたものであり、今後漫画はストーリーさえ思いつけば絵はAIがほとんど描いてくれる時代になるだろう。
仕事でも、農業分野でのAI活用でトラクターが無人で広大な畑を自動的に耕し、ドローンで肥料の足りない部分を上空からピンポイントで抽出し、そこだけ追肥をするなどの技術革新が始まっているらしい。
ドローンを活用すれば本当に広大な面積を一人で管理することが容易になるだろう。
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こうやってAIと他の機器も組み合わさってどんどん人間の仕事が無くなっていくことが予想される。
私が前働いていたところは障害者に仕事をさせて社会復帰の足がかりにしてもらう施設だったのだが、ここでしていた仕事はタオルを折って袋詰して熨斗をつけるという単純作業。他には弁当を配達する仕事やポスティングなどもやっていた。
こういった作業は正直人間がする意味のない作業であり、この事業所では一つの単価1円とか2円とかだった。一日働いて儲けは数百円というレベルである。どうやってこの事業所の経営が成り立っているかと言うと全部税金。私の時給も税金で賄われていた。
はっきり言って、そういう単価の低い仕事は機械化するよりも人間にやらせたほうが安いから仕事が人間に来ているだけであり、最低時給を払うよりも機械化したほうが安くつくなら全部機械化する。
そうやって無くなっていった仕事はたくさんあり、自動ドアが高価だった昔はドアマンがドアを開けていた。今では自動ドアが普通になり、ドアマンという仕事は消えて無くなった。
ということで、恐らく近い将来消えてしまう仕事というのはかなり多く、士業と呼ばれる会計士や税理士なども消えゆく仕事として名前が上がっている。
もうみんなが働く必要のない時代になった
私の仕事はコーディングなのだが、恐らくそのうちXDでワイヤー作成したらAIが勝手にコーディングしてくれる時代になるだろう。動きとかもチェックボックスでかっこよくとかエレガントにとか設定したらジャバスクリプトを勝手に入れてくれていい感じのかっこいいサイトが勝手にできる時代になる。
そうなれば私の仕事など全くなくなる。すでにワードプレスが高性能になってきて、スクラッチでCMSを開発するような仕事は激減しているし、ウェブ業界はどんどん単価の安い仕事を大量生産するしか無くなっている。出来るプログラマーやシステムエンジニアはスタンドアロンの業務ソフトやアプリ開発にみんな転職していってしまった。
そんな感じでウェブ業界の未来はあんまり明るくない。ウェブが好きなので給料が安くても多分一生この業界で生きていくとは思うが…。
話がそれているので戻すが、自動運転で運送トラックが全て自動化されてドライバーが全員不要になったり、タクシーもバスも運転手が不要になったり、セルフレジの普及でレジ打ちスタッフも全く不要になったり、農業ロボットの普及で作物の生産が全て自動化され農家の人員が要らなくなったりするとどう考えても人手が余る。
これまでは産業構造の変化で新しい仕事がたくさん出てきていたが今は日本の産業もほぼ完成形になっている。今後伸びる分野と言われてもピンとこない。海外では金融分野が発展し続けているようだが日本はずっとデフレで金融分野も低迷している。
働かないとお金が発生しないから飢えて死ぬんじゃないか?と思うだろうが日本はずっとお金が足りてないのに経済破綻していない。アルゼンチンとかギリシャとか経済が破綻して社会情勢が大変なことになった国は結構あるのに日本は全然そういうことが起きない。アジア通貨危機の時も世界中のヘッジファンドに攻撃されたのに日本円は持ちこたえた。
日本は赤字国債という打ち出の小槌を持っているので経済破綻しないのである。その赤字国債の仕組みは簡単で家族から借金している形なので、もしも借金しすぎて返せない!ってなったらゴメン!返せないって言うだけで大丈夫だからだ。対外的には借金よりも貸している方が多いので取り立てに苦しむこともないわけである。
そういうことを全て加味すると正直日本人の半分ぐらいは働かないでも国の経済は回ると感じる。もう既に65歳以上の人口は3500万人を超えており、人口比で言うと27%が高齢者となっている。働いている人もいるだろうが大部分が既に働いていないと言ってもいいだろう。
今後もこの比率は増え続けて現在のような少子化が続けば2060年には40%が65歳以上の高齢者となると予想されている。
こうなった時、日本はどうなっているか?恐らく私の予想では経済的には世界的にもかなり下のレベルにはなってしまっているとは思うが、別に餓死した人が街中に行き倒れになっていたり、ストリートチルドレンがギャング化して大人を襲ったりはしていないだろうと考えている。
何故か?AIや機械化、エネルギー革命などが起こり、基本飢えることが無くなっていると考えるからだ。
米の生産効率は確実に上がるので人口が減り続ける日本で餓死者が出るほど食料に困ることはまず考えられず、地方で生産された食料は自動運転で都会に随時運ばれてくるので好き嫌いを言わなければ誰もが食える世の中であるだろう。
日本に無いのは資源ではあるがアメリカでシェールガス、シェールオイル革命が起こったようにそのうち近い内に日本でもエネルギー革命が起こると思っている。深海に眠るメタンハイドレートなど今は採掘が難しく採算が取れないがそのうち大量に採掘できるようになると思っている。
結果的に国民の半分が働かないでも十分にみんな飢えずに最低限の文化的な生活を送る事ができるだろう。
必要最低限の衣食住は国から支給
着なくなった服とかどこの家にも結構あると思うがそういうのを国が1キロ100円とかで買い上げて必要な人に支給するというようなシステムを作れるし、食料も古米や賞味期限が切れているだけで消費期限的にはまだ大丈夫な食料品などを無料で配布することは出来るだろう。
住居に関しては現在空き家の増加が非常に深刻で、田舎では誰も住んでないけど土地が悪くて売れない実家が空き家で放置されているところがかなり多い。私の親戚も両親が無くなって実家が空き家になっているのだがボロいので台風が来たりしたら屋根が飛んだりして近隣に迷惑がかかりそうだけど解体費用が何百万もかかるから潰すに潰せないという状態だという。
そんな空き家が最近無料で売られたり、何なら引き取ってくれたら50万円渡しますとかもある。そういうところを住む場所のない人たちに提供すればいい。補修とかは必要だが仕事がないなら自分で補修すればいいだけの話である。原材料費はかかるが数万円で補修ぐらいは可能なのでそれは国が経費を出してもいいだろう。
ということで文化的な生活を送る上で必要最低限のものはお金ではなく現物で支給する形にすれば財源が無くても大丈夫なのではなかろうか?少なくとも生活保護費を毎月払うよりは安くすむだろう。
お金はベーシックインカムという形で最低限支給すればいい。財源はもちろん赤字国債である。
働く必要のない時代にどうやって生きていくのか?
もし、私の仕事が一切なくなり、職安(ハロワ)に行ったり、派遣会社に行ったり、人材紹介会社に行ったりしても全く仕事を紹介してもらえなくなったら何をするか?を考えていこう。
ユーチューバーになる
YouTuberと言えばヒカキンのように広告収入や役員報酬で700万円のパソコンを買ったり、シュプリームの限定商品買い占めてみたりするような金持ちを想像するが、ほとんどの底辺YouTuberは金を稼げていない。
チャンネル登録者数が1000人以下のユーチューブチャンネルは広告収入をもらえないので無収入のYouTuberもものすごくたくさんいるだろう。
ただ、そういうYouTuberはなぜYouTubeを撮影して編集してアップロードするのか?というとこれは完全に自己満足の世界となる。YouTubeに自分の料理をアップしてコメントが付けば嬉しいし、再生数が増えれば自己肯定感も高まる。
私の場合はブログでこの自己肯定感を得て来たのだが、これからは通信速度も早くなり、動画にしたほうが情報量も多いということでブログの時代からYouTubeの時代になっていくと思う。
なので私の仕事が無くなった場合、まずはユーチューブの動画を100本生産するところから始めようと思う。
近所で拾った変わった形の石を紹介するチャンネルを世界に向けて発信したい。
ゲームをする
仕事がないならゲームをすればいいじゃないって感じで私の友人のニートが朝から晩までゲームをしている。人生を全てゲームに捧げている奴なのだがこの前も本田翼のオフ会に行ってゲームしてきたらしくすごく楽しそうで羨ましかった。
ゲーム仲間もオンラインゲームでたくさん出来て時々オフ会とか言って九州やら東北やらに旅行に行っている。ニートなのに超楽しく人生を送っているわけである。
まぁ大金持ちだから出来ることなのではあるが、仕事がなくてやることが無くなったらゲームするのが一番人生を楽しめそうだなとは思った。
一時期私も人生セミリタイヤと言って2ヶ月ぐらい漫画喫茶で好きな漫画読んでたけどもはやマンガが全然面白くなくなってしまったからね。多分マンガ読むだけだとコミュニケーションが無くなって楽しさが無くなってくるのかもしれない。
その点ゲームはオンラインで色んな人と一緒にできるし、オフ会とかで実際にコミュニケーションをとることも出来るので良さそうと感じる。
AIに仕事を奪われたら何をすればいいのか問題まとめ
人間はもう仕事なんてしなくていいと思っている。確かに必要な仕事はある。ゴミ収集だったり、ライフラインの整備だったり大事な仕事は残っていくだろう。
他にもエンタメ業界などはAIの時代になっても確実に残る業界だとは思う。ロボットの相撲より生身のお相撲さんが豪快な相撲を取るのを生でみたいという人の方が大多数だろう。
それでも今ある仕事の4割ぐらいは人間を必要としなくなるだろうと思う。私の今の仕事であるコーディングなんかもこの世界からなくなっても多分そんなに影響はないと思う。
そのうち自分の仕事も無くなってしまうと考えておくともしも本当に無くなってしまった時に焦ったり絶望したりしなくてもすむのでこんなブログを書いた。
うちの父親が最近長年勤めた会社をついに退職したものの70歳という年齢により再就職したいのに全然仕事がない!と言っているので、もう人間なんて必要ない時代に70歳の高齢者を雇う仕事なんてこの日本に存在しないよってのを伝えたい。
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