サイトの改善はサーチコンソールが教えてくれる

4月で派遣社員を辞めてブロガーに戻り、記事を更新しているのであるがその際に何を見て次に追加する記事の内容を決めたり、過去の記事を編集しているのか?というとサーチコンソールというGoogleのサービスである。
参考Search Console
このサービスにサイトを登録するとどのキーワードで検索されているのかと言うのが可視化され、アクセスを生み出してくれるキーワードが分かる。

昔はアナリティクスでキーワードは見えていたのだが数年前から(not provided)と表示されて検索キーワードがほとんど取れなくなっている。

アナリティクス画面
その為、サイトを運営している人間は必ずサーチコンソールを使わなければならないという状況になっている。

サーチコンソールでチェックするポイント

サチコイメージ
サーチコンソールでは色々なことを計測できるのであるがいちばん重要なのが検索アナリティクスの中で見ることの出来る検索キーワードであるクエリ。

このクエリであるが、最初の状態ではクリック数が表示されている。ただ、いちばん重要なのはクリック数ではなく、表示数CTR(クリック率)。

検索順位も重要であるが表示数とCTRを見れば掲載順位も見ているようなものなので敢えて見る必要性はあまり感じない。

表示数とCTR(クリック率)が重要な理由

それは表示数が多いということはそのワードで上位表示されている、もしくは表示されやすいキーワードを攻めることが出来ているということなので表示数が多いクエリで表示されている記事をテコ入れして順位を上げるか?関連ワードで新記事を投入するかすればいい。

特に狙いめなのが表示数が多く、CTRが低いクエリ。そういうクエリは表示されているのに何らかの原因でクリック数が少ないわけである。ということは簡単な修正で大きくクリック数を増やせる可能性を秘めている記事ということになる。

表示数が多いのになぜCTRが低いのか?と言うと一つ目は検索意図に合った記事が上位表示されていない可能性が考えられる。

サボテンの育て方を知りたい人がサボテンと検索してサボテンで作られたお酒の話が上位表示されてもクリックされることはないだろう。この場合、サボテンの育て方を書いた記事を投入すればアクセスが増える可能性が高い。

2つ目はタイトルがあまりクリックしたいと思わない場合。サボテンの育て方を知りたい人が検索した時に「サボテンとは」というタイトルの記事と「サボテンマニアが教える、サボテンを枯らさず育てる5つのポイント」という記事が並んでいた場合、どちらをクリックするか?

恐らく順位が同一であれば後者のタイトルの方が押されやすいタイトルになっているだろうと思われる。なぜならサボテンの育て方を検索するという時点でその人は一度サボテンを枯らしている。

サボテンなど日当たりの良いところにおいてたまに水あげとけば育て方なんて知らなくても勝手に育っている植物だからだ。それをわざわざ検索してまで育て方を知りたいということは育てられなかった経験があるからと読み取れる。

タイトルにはクエリから検索している人が何を求めているかを考えてそれを反映させた内容を入れることでCTRを上げる事ができる。

表示されていたのにもかかわらずスルーされてクリックされてなかったということはとてももったいないことなので是非とも試してもらいたいと思う。

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