お金を使うとお金が稼げるって本当だと思う

最近読んで凄く共感できた記事を紹介したい。

この記事なのだがZOZOTOWNの社長前澤氏にインタビューしている記事である。

この記事を簡単に説明すると物欲の塊である前澤氏は何十億もの金を全部使ってしまって全然手持ちのお金が無いという話。だけどどんどん会社は大きくなって株の配当による収入は増え続けている。

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Amazonのやり方も同じ

Amazonという会社も「短期的な利益を無視してでも研究開発やインフラに投資をし続ける」というポリシーを掲げ、利益が出てたら全部投資に回すという経営方針を取っていて全部お金を使っている。

その結果どうなっているか?というとAmazonの株価はひたすら右肩上がりに上がり続けている。
Amazonの株価

Amazonがなぜ強いのか?というと利益を配当に使わず、全て次の事業に投資しているところなのだ。

前澤氏の全部使っちゃうというのは投資

前澤氏のお金の使い方を見ていると無駄遣いではなく、天才的な投資を行っているから会社が大きくなっていると感じる。

ホリエモンが前澤氏のお金の使い方で天才と言った投資方法がバスキアの作品を123億円で落札した件。123億で世界にZOZOTOWNという名前を宣伝できたのは安すぎる買い物とまで言わせている。

実際にこのバスキア落札によってレオナルドデカプリオから連絡が来たと言っている。

123億で絵を買うなんて成金趣味の意味わからない使い方と思ってしまうが実際はそれによって大きな利益を生んでいるといえる。

他にもこの人は高級車を何台も買っているがどれも職人の手作りで作られた限定生産の車であり、値段が落ちないどころか何十年か後にはプレミアムが付き、値段が上がっているものばかりだ。

一般人は中途半端に金を使うしか無いのでちょっと高い車と言ってもベンツやBMW程度となる。こういった大衆車は生産台数が多いため古くなれば総じて値段が下がる。20年も経てば相当マニア向けの車でない限り価値は下がる。

突き抜けた金持ちは時計に関しても数十万レベルの時計ではなく、数百万円レベルのロレックスやウブロ、パテックフィリップ、オーデマピゲなどの超高級時計になるのだがこういう超高級時計は生産本数が極めて少ないため値段が全く下がらないし、なんなら20年後上がっていることのほうが多い。

よって、中途半端に使うよりも限界まで使うというのは投資的に考えて非常に正しいと言える。

コスパを計算しないとお金を使っても投資にならない

ギャンブルで大金使えば儲かるのか?というとこれは難しいだろう。なぜならギャンブルは胴元が儲かるような仕組みになっているため儲けようと思うと何も考えずに使えばいいわけではないからだ。

大体ギャンブルの還元率は決まっていて競馬は7割ぐらいでパチンコやパチスロは9割ぐらい、宝くじは異常に低くて5割以下と言われている。

その中でプラスにする投資はものすごく細かい計算や研究が必要になるというしか無いだろう。

よくYouTuberが高い商品を買ってレビューしているがあれはコスパが良い投資と言える。何故か?高い商品は中々一般人が買うことが出来ないためYouTuberがそれをレビューしていると気になって見てしまいやすいからである。

私はよくヒカキン氏のYouTubeを見ているのだがこの前Supremeとルイヴィトンがコラボしたトランクを購入していた。トランクケースが1千万円である。

こんなもの一般人からするとただの無駄遣いにしか見えないがヒカキンの場合はこれによって多くの再生数を稼ぎ出し、チャンネル登録者が増えるきっかけになっている可能性もあり一概には無駄遣いとは言えない。とにかくインパクトがデカイ買い物はYouTuberにはコスパのよいお金の使い方と言えるだろう。

ヒカルという炎上したYouTuberもちょいちょい無茶苦茶なお金の使い方をしているがこれも効率よくチャンネル登録者数を増やすための投資と言える。

チャンネル登録者数が増えれば影響力が大きくなり、企業からの広告依頼が増える。こういう広告費は一般人が考えているレベルの額では無い(一動画で一般人の年収ぐらいの場合もある)ため競馬に1000万円突っ込んだ結果!みたいな動画でも元が取れるのである。

コスパを知るには買って試すしか無い

そんな風にお金を使うとお金が稼げると言っても一般人にはそういった成功体験が少ないため投資の効果というものが全くわからない場合が多い。

前澤氏の記事にも「これぞ生存バイアス」みたいなコメントが入っている。確かにこの記事を見てお金を使えば儲かるんだ!って言ってむやみにコスパの低いものに対してお金を使いまくっても結局破産して終わりみたいな結果になるかもしれない。

ただ、それを出来る人間はいつかどこかで一発当たる可能性がある。ホリエモンもバカは手数が多いからたまに当たっちゃって成功しちゃうやつがいて金持ちには一定数バカがいると言っている。

真面目にコツコツ生きてきた人間からすると真面目にコツコツ生きたほうがお金持ちになれると信じたいだろうが、実際は金持ちには一定数不真面目で何の努力もしてこなかったような人間がいるのが事実なのである。

お金を何に使えば儲かるのか?は上にも書いたが高級時計なんかは代表的。ただ、一般人がいきなり500万円のウブロの時計を買えるか?というと本当にきつい。一般人なら貯金なんて1000万あればいいほうだろう。それをいきなり時計に500万使うとか頭がおかしいとしか言いようがない。

ただ、そういうことを出来る人間が金を使って金を稼げるのである。

私も最近はかなり投資へお金を回しているがそれを友人に語ると全く理解できないと言うような顔をされる。そういうものなのである。一般人には理解できない世界で投資を出来る人間が儲かるように出来ている。

仮想通貨にしたって一般人が買いはじめてバブルが起こり、それが弾けた。あの有名な投資家、ボビー・オロゴン氏はすでに5年前からビットコインをマイニングし続けていたらしい。

一般人が誰も気づいていない時に必死で仕込むことこそ投資の全てだと思う。

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