貧乏人はマネーゲームに手を出すな

みなさまどうも貧乏人です。

今回は投資についての話ですが株やFXなどのマネーゲームを貧乏人がやるとどうなるか実体験を絡めてメリットデメリットを紹介して行こう。

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100万失った株取引

私の株投資歴は長いのですが始めて一年経たずして100万円失った話を書いていく。

まず、株の本を読んで1年間仮想取引ソフトを使って株の売買がどんな感じなのかを遊びながら学ぶ。

そして自分の好きな商品を作っているとか自分の興味のある会社の株を買ってみる。

私は最初リース会社の株を買った。何故か?色んな大手企業がリース会社を使っていたから。就活とかで色々話を聞いているとリース会社ってのは大手と関わっているから意外とおいしい商売なのかもしれないと目をつけた。

こういう会社はリスクが少ないもののぶっちゃけ変動が少ない。100万円保有していても10%以内の動きしか無く何万円も稼げないことに気づく

そこで私は新興市場の株を探し、自分の仕事であるWebデザイナーと深く関わりのあるネット企業のデザインエクスチェンジという会社の株を買うことにした。新興市場の株なので怖いから20万円とかからスタート。3ヶ月で20%ぐらい下がる・・・。

値動きは激しいけど上がると信じていたので下がった価格で買い増しを行いナンピン買いと呼ばれる手法でどんどん保有数を増やした。

すると気付くと100万円保有していた。

その後はもう資金が底をついたので放置して塩漬け状態で買った値段まで上がるのを待ち続けることにしたわけであるが上がったり下がったりを繰り返しながらどんどん下がっていく。

でもいずれ元の値段ぐらいには戻るかなと思いながら放置していたわけであるがついにその日がやってきた。

上場廃止・・・

粉飾決済により上場廃止という結末を迎えてしまい強制的に全て売った額が二束三文・・・。

新興市場の株は上がる時は何倍にもなったりして非常に儲かることがあるが上場廃止というリスクも隣り合わせということである。

その後はもう一度頑張ってみようと色々あってミクシィ株で儲けたり、バリューコマース株で儲けたり結構儲けたはずだけど未だ50万円以上トータルでマイナスとなっている・・・。

貧乏人は余裕がない

マネーゲームで一番必要なものは余裕だと思う。

下がったら怖くなってすぐに売ってしまい損をするし、上がったら上がったで怖くなってすぐに利益確定して小銭しか稼げない。

私の場合もミクシィ株を10万円ぐらいの時に買って18万円ぐらいで売っている。確かにそれなりに儲けてはいるがその後ミクシィ株は最大で100万円以上まで上昇して落ち着いたのが50万円ぐらい。

明らかに慌てて売りすぎ。ほっといて気付いたら5倍になってたぐらいでよかったはずなのに常にビクビクしながら売るタイミングを見計らって失敗している。

原因は余裕がないからに他ならない。

貧乏人にとっては10万円は一ヶ月生活出来る額であり手取り月給の半分を占める大金なので失うのはとても怖いし、たかだか数万円でも上がるとすぐに現金化したくなってしまう。

金持ちのマネーゲーム

金持ちの場合どういう心理状況でマネーゲームをやっているのか?というととりあえずお金が余ってて銀行に入れておいても金利安いし株でも買っとこうかな?1億円のうち3000万円ぐらい株で保有しておこうって感じで株を買っている。

3000万円あればどうなるのか?最低数百万円投資しないと買えない東京エレクトロンやら任天堂のような大企業の株を何銘柄も買うことが出来る。そう、分散投資と言うやつだ。

だからもしもどこかの会社が粉飾決算して株価が暴落してもそれほど気にすること無く何のためらいもなく損切りして次の銘柄を買う。3000万円のうち100万円なくなってもたった30分の一しか減っていないことになる。大体全体の3%ちょっとだがその程度は誤差レベルとなる。

そう、貧乏人が必死で貯めた100万円は金持ちの誤差なのだ。

そして金持ちはリスクを取る必要がない。3000万円もあれば1%上がっただけで30万円手に入る。貧乏人の一ヶ月の給料を超える額が一瞬で稼げるのである。

アベノミクスでは日経平均株価が8000円から19000円で上昇したわけだから軽く2倍以上になっていて3000万円あれば7125万円になっている計算になる。

リーマンショック後に株を買ってアベノミクス後に売るだけで4125万円稼げたことになる。もちろん税金はかかるが20%しかかからない。もしサラリーマンの給料で4125万円稼いだ場合、最高税率で合計55%となることを考えると非常に効率よくお金を稼げたことになる。

マネーゲームは金持ちになってからやれのまとめ

投資という思考はとても大事で上にも書いたが給与所得や事業所得で稼いでも税率が高いので手元に残るお金は少ないことを考えると将来的には投資をしたほうが圧倒的に効率よくお金を増やすことが可能だとわかるだろう。

だから私もいずれは投資家を目指しているわけなのだが貧乏なうちは株やFXで大金を動かそうとは思わない。投資は総資産の3分の一程度までで行わなければすぐに破綻するからである。投資は余剰資金で行うものというのが正解。

まずその元手となる余剰資金を稼ぐにはどうすればいいのか?それは泥水を飲むような思いをしながら必死で稼ぐのが正解だと思う。

そう簡単に大金は稼げないけど必死で働いていればどうやれば効率よくお金を稼ぐことが出来るか?とかが見えてくるし、頑張っている姿を見た人が仕事をくれて大きく稼げるようになるかもしれない。

そう、貧乏人は投資に使うお金は無いが自分の時間を経験に投資することが可能なのだ。

時間というものはすべての人に平等に与えられたものであり、この時間の使い方でその後の人生は大きく変わってくると言える。

お金というものに目の色を変えるのは愚者であり、目に見えない時間と経験に投資するのが賢者だと思う。

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