キャバクラに行く男、占いに行く女

比較して高いお金を払って話をしに行くという点で基本的に同じような気がするけど具体的にどう違うのか?ちょっと自分の中でもやもやしてきたのでブログを書きつつまとめてみよう。

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キャバクラで男が求めるもの

色々なものを求めているパターンが考えられる。

一つ目は美しい彼女

キャバクラで働いている女の子は店にもよるがそこそこは美人である場合が多く、基本的に何人かは人が変わるのでその中でタイプな女性を指名すればいい。こちらは客なので選ぶ側にいるということ。店の女の子はよっぽどのことが無ければNGを出さないだろう。

店にいる間は彼女として優しくしてくれるし、同伴出勤の時には街を一緒に出歩けてカップル気分を味わえる。上手く行けばアフターも誘える。

ただ通常は客と店の人間という立場なので本当の彼女にはなれない。そこにはお金というものによる結びつきという条件が付いて来る。

例外的にトータルテンボスのボンバーじゃない方みたいに元キャバクラ嬢とお客という関係から結婚まで至ったパターンもまれに見られるので希望は無くはないがとんでもない金持ちとかじゃない限り難しいとしか言いようがない。

2つ目がただ単に喋りたいだけ

おっさんは孤独だ。私も33歳になりよりおっさんの孤独が理解できるようになった。

とにかくおっさんは友達がほとんど結婚してしまい、独身の場合とても孤独。既婚の場合も嫁との不仲とか子供が思春期とかで家庭内に居場所がなくなってしまう可能性もある。

そうなるとどうするか?誰かと話したいだけでキャバクラに行くのである。世の中のシステムとしてキャバクラやスナックがなくならないのは孤独なおっさんがいるからなのである。

おばはんは孤独ではない。なぜならおばはんのコミュ力は最強だからだ。どこの誰だかわからない人ともすぐに仲良くなって世間話を始めるしなんかスポーツクラブとかで友だちを作ったり、犬の散歩で友達作ったり、ママ友だったりなんやかんやでやたら話す相手がたくさんいる。

おっさんは話がつまらないことが多い。だから誰とも話すことがない。大体おっさんは仕事で忙しいので仕事の話はたくさんできるけど仕事の話なんて会社の人しか通じないし趣味もゴルフ、パチンコ、競馬、競艇とかなりコアな分野。通常家族の誰とも同じ話題で話ができない・・・。

そこでキャバクラやスナックが登場する。全然面白くもなんともない会社の人の悪口を相槌を打って親身になって聞いてくれる。それがキャバクラ嬢でありスナックのママなのである。クソ面白くもなんともないギャグだったりモノマネだったりを「すごーい」とか「面白い」と言ってくれるだけで十分お金を支払う価値がある。

私も会社員の頃は飲みに付き合わされたがマジで糞つまんない不味い酒を夜中まで飲まされてほんとうに地獄だった。おごりじゃなかったらマジで即効バックレてたぐらい。寿司おごってくれたからまだギリギリありだったけど。糞つまんない話をリピートするのがマジで辛い。糞つまんない上に同じ話って!

そういうわけで世の中の糞つまんない孤独なおっさんの受け皿としてのキャバクラが2つ目。

3つ目がリサーチ

キャバクラ嬢は若い。20〜25歳ぐらいが多い。

そういうわけで今の若い子がどんなことを考えていたり、何が流行っているのか?ってことを知りたい人がキャバクラでリサーチをするということがある。

例えば広告会社の人が女子高生向けに新しい飲み物を売り出そうと言う案件のためにどういったモデルを起用すればいいのか?とかの案を聞きたくてキャバクラを利用したりする事があるだろう。

まぁ普通はマクロミルとかのリサーチ会社を使ってデータを集めるけどそこまで大規模な案件じゃないちょっとした案件だったりするとキャバクラで聞いたりするのが手っ取り早い。

そういう私もブロガーとして記事のネタ作りに困ったりするとこういう若いキャバクラ嬢がいる店で好きなアーティストとか好きなアニメとかよく使うアプリとか携帯の機種とかの話を聞く。

好きなアーティストでアシッドブラックチェリーとか言われても全くわかんないがユーチューブで検索すると中々かっこいい楽曲があってハマったりするwオリコンとかはジャニーズとAKBに支配されているので全然使えないツールに成り下がっていると感じる。本当に良いものは口コミが最強。

占いに行く女

男がキャバクラにお金を使うのと同様、女はやたら占いに行きたがる。

将来が不安

女性という生き物は基本的に内助の功と言われる通り狩りに出る生き物ではなく男たちが狩ってきた獲物を待つ生き物。

その為、自分が運命を作り出すというところに欠けており依存する形になりがち。

そういう理由から公務員のような安定性の高い職業になりたい人が多かったり高収入の男性を求めたりする。収入が多ければ貯金が増えるのでちょっとやそっとの出費では破産する恐れがない。

ただ、高収入な男性はそれほどたくさんいるわけではないし、公務員の職もコネが無いと中々見つかりづらい。そういう理由からまだ安定を手に入れていない女性が将来的に安定を手に入れることができるのか不安で仕方がない。

そんな女性が頼るのが占い師である。

ぶっちゃけ占い師は未来を予測する必要など無い。こういった不安で何もかもが手に付かないと言う人に対して安心を与えれば良いから。

「安心しなさい、あなたは必ず良い人と結婚できます」とか「しっかりと準備をしておけば公務員試験に受かるのは間違いないです」とか言えばいい。大体のことは明確なビジョンがあれば叶うのだ。明確なビジョンを与えてそれに向けてのアドバイスをする仕事が占い師。

タロットとか六星占術とか色々あるけど全て統計学の話であり明確に未来を予言できる占い師など存在しない。当たるも八卦当たらぬも八卦である。

女性は不安な生き物ということを理解しておくと占い師に頼るというのが理解できると思う。

頼る相手を間違えると変な新興宗教とかかなり厳し目の戒律がある宗教(輸血禁止のエホバ的な)にハマってしまい厄介なことになりかねないので気をつけなければならないが。

キャバクラへ行く男、占いに行く女のまとめ

今回は男と女でなんか精神的に疲れている時に行く場所が違うんだなってことを発見したのでちょっと分析してみた。

なんだかんだ言って最終的にまとめると男は自己顕示欲からキャバクラに行く場合と性欲からキャバクラに行く場合と欲にまみれている感があり、女は将来に対する安心を求めて占いに行くというような気がする。

そんなわけでキャバクラも占いも未来永劫人間がい続ける限り無くならないだろう。

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