年収1000万円は凄いのか?憧れの年収の現実
なんか「年収1000万円以下の男と付き合うのは時間の無駄」と豪語する女性タレントが炎上していたので書いてみる。
ちなみに私は年収200万円で幸せに暮らしているので年収1200万円以上稼いでいる会社役員のうちの父親の話。
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年収1000万円超えると税金・社会保障費が半端ない
もう半端ない勢い。100万円以上税金。大体15%の税率なのでかなり持っていかれる。
でもまぁもっと稼いでいる人はもっと税率が高くなるので1000万円の15%っていうのはそこまでダメージが大きいと感じない人もいるかもしれない。
自営業とかの場合、健康保険がエグい。国民健康保険の上限近くまで取られる。神戸市の場合、上限99万円取られる、年収1140万円稼ぐと…。
生活コストが上がる
これが一番厄介。一度生活コストが上がってしまうと節約意識が薄れる。今まではどこのスーパーがセールだとかチラシを見ていたのがまずチラシなど見なくなる。
家電なんかも特に比較せずに買っちゃうし、ガソリンスタンドでもどこが安いとか気にせずに一番近くのガソリンスタンドで入れる。
問題はその生活に慣れてしまうともはや戻れないところにあるだろう。もしも会社を辞めて年金生活になってまた節約できるようになるのか?それが心配で仕方がない。
無駄に見栄を張る
うちの父親などは見栄っ張りなので親戚中に言いふらして調子に乗ってる。そのおかげで無闇やたらとおごって月の小遣い20万円を使い果たし隠れて借金まで作っている事があった。200万円も。
まじでこれはヤバイ。金持ちをアピールしたいがために実態以上に金を使ってしまうのが一番怖い。
破産への第一歩がこれ。うちの母親はこれを一番警戒して金の管理はがっちり固めている。なので月100万円稼いでも月20万円で生活する必要がある。単身赴任なのに・・・。
ぶっちゃけ使える金がそれほど増えていないのに増えていると勘違いして使いすぎがちなので給料が突然増えた人は注意が必要だと思う。
年収1000万円では無く年収3000万円以上からが本当の金持ち
もうわかったと思うが年収1000万円ごときでは金持ちでもなんでもない。
普通だ。
うちの父親の車は未だにカローラであり普通に毎日仕事に行っているし頭ははげている。
年収1000万円以上の収入がある人は日本の5%ぐらいとか言われているが実感としてそんなに選ばれし人間という感じは全く無い。ただの普通の人。
うちの場合はじいちゃんの建てた家に住んでいるのでローンとかはないが資産としては家ぐらいなものだし、母親は金を管理しているという立場から毎年旅行に行って相当金を使っているのでそれほど溜まっていない。孫へ使う金も相当なものだ。
年収1000万円あれば基本的に貧乏生活をする必要性はないとは思うが金持ちぶるとすぐに破綻するレベルなのである。だから一番人間性が重要になると言えるかもしれない。
うちの親の場合土地ころがしに失敗して2500万円も使って今や草ボーボーの無価値な土地を遊ばせている・・・。
そういうことを踏まえると年収3000万円を超えてくると完全に金持ちと言えるレベルだろう。車はベンツでもBMWでも気にせず買えるし余った資産は有利な条件で運用可能になってくる。
目指すべき場所は年収3000万円台であって年収1000万円ではないということである。
年収1000万円の実態まとめ
年収1000万円ごときでは普通レベルの生活しか出来ないってことがわかってもらえただろう。
年収1000万円を超えると金持ちになった気分になることにより無駄に生活が苦しくなる人が多いというのが非常に大きな問題として存在している。
知り合いはリアルに破産して家を競売に出されている。キャッシュフローの管理がわからないならファイナンシャルプランナーなどに相談してライフプランを考えるのも良いかもしれない。
まぁ私の場合はこういうプチ金持ちに見える普通の人が近くにいたおかげで年収1000万円の無意味さに気づくことが出来たので本当に良かった。
でもこういう見栄を張りたい年収1000万円の人がいるおかげでちょっとしたブランド物のバッグや財布なんかが売れてクラウンやらレクサスみたいな高級車が売れるんだから経済を回すためにはある程度必要だとも思うけど、イタリア製のスーツ来たからといってセンスが良くなるわけでもなく人間の価値なんて見かけじゃないんだけどね・・・。
「本当の金持ちは全身ユニクロでコーディネートし、本当のイケメンは1000円カットで髪を切る」っていう名言があるけど本当にその通りだよ。
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