さくらのサーバーからエックスサーバーへ乗り換えた

さくらのサーバーからエックスサーバーへ乗り換えた
私は大体10個ぐらいのサイトを運営していて合計のアクセス数で一ヶ月120万ちょっとのPVがある。
そんなサイトを運営しているとサーバーへの負荷がだいぶ大変な状態になってくる。503エラーというものが画面に表示されて正常に繋がらなくなってくるのだ。何故か?安いレンタルサーバーを使っているからだ。
詳しくは、「503エラーを防ぐ!Web屋が知っておくべき503エラーの原因と対処(外部ページ)」に書かれているのでこのページを読んでもらうとわかると思う。

さくらサーバーさん今までありがとう

私の今のサーバーはさくらインターネットのスタンダードプラン。様々な会社でも使用されている優良なサーバーで月額500円という激安の料金が魅力。
転送量が多くても大丈夫でバックボーンも信頼のおけるおすすめのサーバーである。
さくらのサーバー以前はロリポップというさくらよりも更に安いサーバーを利用していたのだがさすがに安すぎて月間70万PVを過ぎた辺りでデーターベースに全く繋がらなくなってしまった。
サーバーを選ぶ上で重要な点は何かというと容量とかCGIが動くか?とかそういうのも大事だがもはや最近のレンタルサーバーは容量が大容量であるのが当たり前で一番安いプランでも2ギガバイト利用できたりする。
普通に使っているとホームページで2ギガなんて使いきれる量じゃない。超巨大な一眼レフの画像を載せまくるとか動画を自前で用意してダウンロードさせるとかの利用法ぐらいでしか満タンにはならないと思われる。ただこういうサイトを作ると転送量が大きすぎてまともに閲覧できないと思うが・・・。
ということで容量はもはやどうでも良くて重要なのはデーターベースの速度
どれだけの処理能力のあるサーバーであるかが重要になってくる。
先ほど紹介したリンク先でも書かれているが処理能力はレンタルサーバーの料金と比例して高くなる。
安いレンタルサーバーは大量のユーザーが同じサーバーを利用しているのでどうしても夜のインターネット利用者が増える時間帯には負荷が大きくなりつながりにくくなってしまう。
どういうロジックでサーバーが処理を行っているかは知らないがおそらく1ユーザーあたりの同時接続数を管理して他のユーザーに迷惑が掛からないようにしているような気がする。
これが大企業のように潤沢な資金があれば一つのサイトにサーバー3台体制ぐらいが普通で常に同期がかかりアクセスが集中してもロードバランサーにより負荷が集中しないようにすることも可能なのだが個人でやってるような弱小には月何万円もサーバー代に使う事もできない。
安いサーバーの限界点を探り探り利用して限界点を超えたら上位プランに変更するというのが私のやり方で多分さくらのサーバーのスタンダードプランの限界点は月間120万アクセス程度。
同時接続数で言うとグーグルアナリティクスのリアルタイムサマリーを見ていると200以上同時接続している状態が続くとエラーになる可能性が上がるようだ。
もちろんアクセスの集中する時間帯で、昼間とかに突発的にアクセスが集中してもサーバーのリソースが空いていたら300でも繋がることはある。
データーベースを使わない普通のサイトならおそらくもっと繋がっても余裕で表示されると思うがPHPを使いまくってデーターベースを使いまくるというワードプレスサイトを多数運営しているとさくらのスタンダードプランではかなり厳しいと言わざるをえない。

何故エックスサーバーなのか?

それはエックスサーバーがWordPressに特化した処理システムを使っていてWordPress利用者の評判が非常に良いからである。
エックスサーバーのX10プランなら月額利用料金は年払いなら1000円。さくらのスタンダードの上位のプレミアムプランは月額1286円かかることを考えると少し安い。
それでもさくらからエックスサーバーへ引っ越すことを考えるとめんどうなので簡単にプラン変更出来るならプレミアムプランでもいいかと思ったがよく読むとスタンダードとプレミアムではサーバー自体が違うから結局手間は同じらしい・・・ロリポップのロリポプランからチカッパプランへは簡単に変更できたのに・・・。
というわけで手間が同じなら安くて繋がりやすいと評判のエックスサーバーを使おうとなったわけである。

エックスサーバーの使い心地

エックスサーバーに乗り換えて2年ほど経ったのでその感想を追記しておくとぶっちゃけ相当速くなったのを実感できている。
さすがWordPressに特化したサーバーと言った感じでとにかくストレス無く使える。確実におすすめしたいサーバーと言えるだろう。
ただ、いくつか困ったことが起きたのでそのことも書いておこう。

サーバー料金自動更新ミス事件

クレジットカードの自動引落にチェックをしていなかったのが原因だが1年経った時に、私は勝手に引き落とされるとばかり思っており、料金支払メールがたくさん来ているのを無視していた。
そしたら期限を過ぎたあと警告メールが来てビビって確認したら支払わないとサーバーを止めます的なことが書かれていて慌てて払った。
まぁ支払期限が切れているのにまだ動いていたし、ちゃんと最後通告をくれるのは良心的だと思う。
某激安サーバーは1回メールが来て期限が切れた瞬間止められてなんでサイトが表示できないのかかなり焦って問い合わせたらクレジットカードの有効期限が切れてましたって事があったからな。

一回半日以上サーバーがダウンした

その件については記事に書いたので読んでくれると詳細を知ることが出来るが簡単に言うとどっかから攻撃されてサーバーがダウンしたという話。
かなり長いあいだ止まってたので機会損失はかなりでかくなった。アドセンスだけでも飲み会一回分以上は飛んでしまっている。
これに関してはレンタルサーバーを使っている以上どうしようもないことなので運が悪かったと言うしか無い。こういったことは10年ぐらい他のサーバー使ってきて一度もなかったので通常では考えられない激レア事案ではある。

2017年6月頃からさくらサーバーば死ぬほど重くなる

実はさくらのサーバーからエックスサーバーに乗り換えた時にメインではないサイトをエックスサーバーへ移し、メインサイトと他数サイトはさくらサーバーで運用したままにしている。
もしも他のサーバーがダウンした時にもメインだけは助かるような感じにしておきたかったから一番安全そうなサクラでメインサイトを運用することにしたのだ。
他のサイトを移したおかげでサクラのサーバーの負担が軽くなり、1年以上は相当快適に使うことが出来ていた。
それが今年になって異常なほど遅くなり始めWordPressのログイン画面に入ろうとするとサーバーエラー連発で本当にやってられなくなってきた。
夏頃になってアクセスが増える季節になるとその遅さは酷さを増し、2回に一回ぐらいのペースでエラー。サイトの表示はまだエラー連発ってほどではないがWordPressの管理画面が全然まともに表示できないのだ。
ということでついにさくらのサーバーから全データをエックスサーバーへ移してサクラのスタンダードプランとはお別れすることにした。

サイトは長い間運営すればするほど引っ越しに手間がかかる・・・

メインサイトを引っ越さなかった理由のひとつがこれなんだが他のサイトは20ページとか50ページぐらいのミニサイトがメインなのであるがメインサイトだけは軽く500ページを超えたサイトになっており、画像の数だけでも2万近くある。
本当に引っ越しが面倒なことになっているわけである。運営がながければ長いほど引っ越しが大変になってしまうのである。
引っ越した後のチェックも面倒だし、アクセス数がそれなりに多いのでアクセス数が多い時間帯には引越し作業を出来ない。朝3〜4時ぐらいに作業することになる。
だからこれを読んでいる全ての人に言いたいのが最初からそれなりに評判のいいサーバーを使っておいたほうが後々楽になるぞということ。
確かにロリポップとかの激安料金やサクラの安くてそれなりにいい感じなのはとても魅力的ではある。ただ、もしも記事が増えてアクセス数が増えた時、すげぇ最悪な作業が待っている。下手するとサイトが何日も表示できなくなったりする可能性もあり、リスクがでかい!
だから、これを読んでいる人はエックスサーバーを借りて欲しい
激安サーバーと比べると割高かもしれないが、いずれ必ず最初からエックスサーバー借りておけば良かったと思う時が来る!
参考エックスサーバー公式サイトはこちら
※マルチドメイン、サブドメイン、メールアドレス、FTPアカウント、全て無制限!


参考リンク



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